翻訳|chapel
キリスト教徒の礼拝堂,祭室。語源は,トゥールの司教マルティヌスの着用していた〈カッパcappa(長衣)〉で,聖遺物であるその衣の安置所をチャペルといった。またマルティヌスの長衣を初期フランクの諸王が持ち歩き礼拝のときに飾ったところから,城内の礼拝所をチャペルと呼ぶことになったともいう。のちに教会,修道院,学校,病院などの主建物の一部として,もしくは独立に造られた礼拝の場全般をさすに至った。用途によって宮廷礼拝堂(アーヘンなど),墓地礼拝堂,教皇の礼拝堂(システィナ礼拝堂)などがある。聖母マリアを守護者とする教会で,後陣(アプス)中央に設けられたマリアをまつる祭室を,とくにレディ・チャペルLady Chapelと呼ぶ。
執筆者:藤本 康雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...