チャリティー・ショー(読み)ちゃりてぃーしょー(英語表記)charity show

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チャリティー・ショー」の意味・わかりやすい解説

チャリティー・ショー
ちゃりてぃーしょー
charity show

利益全部あるいは一部を社会福祉事業に寄付することを目的に行う慈善興行。慈善音楽会、慈善舞踏会、慈善映画会、慈善芝居などがある。資本主義の重商主義段階、自由主義段階におもに行われた。日本では盲人教育を目的とした楽善会が、訓盲院(日本最初の盲学校で、東京盲唖(もうあ)学校前身)のため1880年(明治13)上野精養軒で開催した慈善音楽会が始めで、利益金760円を集めた。

[横山和彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android