チャンダルル家(読み)チャンダルルけ(英語表記)Çandarlılar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャンダルル家」の意味・わかりやすい解説

チャンダルル家
チャンダルルけ
Çandarlılar

オスマン帝国初期 (ムラト1世からバヤジッド2世時代まで) ,スルタン側近大宰相を輩出した名門家系。特にハイレッディンパシャ (?~1386) ,アリー・パシャ (?~1410) ,イブラヒム・パシャ (?~1427) ,ハリル・パシャ (?~1453) などが有名である。ハイレッディンはオスマン帝国の始祖オスマン1世義父親戚で,イェニチェリ創設も彼の考えによるものといわれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android