20世紀西洋人名事典 の解説
チャールス・ウィリアム モリス
Charles William Morris
1901.5.23 - 1979.1.19.(1980.説有り)
米国の哲学者,記号学者。
元・シカゴ大学教授。
コロラド州デンバー生まれ。
シカゴ大学大学院で1925年博士号取得、長年シカゴ大学教授を務め、’58年からフロリダ大学に移る。ウィーン学団の統一科学運動をシカゴに導入、カルナップ等と「統一科学の国際百科全書」を編集し、プラグマティズムと論理実証主義と結び付け、経験主義的理論を統一するものとして「記号論」を提唱、統語論、意味論、語用論の3部門から構成され今日の学界に広く定着。’46年「記号と言語と行動」、’56年「人間の価値の諸相」等の著書がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報