チャールズ・スコット シェリントン(英語表記)Charles Scott Cherrington

20世紀西洋人名事典 の解説

チャールズ・スコット シェリントン
Charles Scott Cherrington


1857.11.27 - 1952.3.4
英国の神経生理学者。
元・オックスフォード大学教授。
ヤールマウス(イングランド)生まれ。
開業医の息子として生まれた。ケンブリッジのカイアス・カレッジロンドンのセント・トーマス病院で学んだ後1885年医学士となった。1895〜1913年リバプール大学教授、’14〜36年オックスフォード大学教授を務める。遠心性神経の研究を行い、筋肉運動の反射制御の機構を明らかにした。’32年神経細胞の機能についての発見に対してエードリアンと共にノーベル生理学・医学賞を受賞した。主著に「神経系の統合作用」(’06年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android