ツィーグラー(Heinrich Ernst Ziegler)(読み)つぃーぐらー(英語表記)Heinrich Ernst Ziegler

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ツィーグラー(Heinrich Ernst Ziegler)
つぃーぐらー
Heinrich Ernst Ziegler
(1858―1925)

ドイツの動物学者。フライブルクに生まれ、イエナ大学教授を務めた。扁形(へんけい)動物、線形動物、有櫛(ゆうしつ)動物、軟体動物、板鰓(ばんさい)類ほかの脊椎(せきつい)動物の記載的発生学業績で有名。また、動物心理学の研究でも知られる。主著に『下等脊椎動物の比較発生学』(1902)、『過去および現在における本能概念』(1904)、『動物学辞典』(1909)などがある。

[川島誠一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android