ツワイブリュッケン(英語表記)Zweibrücken

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ツワイブリュッケン」の意味・わかりやすい解説

ツワイブリュッケン
Zweibrücken

ドイツ西部,ラインラントファルツ州の都市。ザールラント州およびフランスとの境に近いシュワルツバハ川沿いに位置する。地名は,1150年,ザールブリュッケン伯が築城のおり,川の分岐にかかる2つの橋にちなんで命名。 1352年都市権獲得。 85年,ウィッテルスバハ家のファルツ領となり,1410~1801年は公国の首都。城館 (1720~25) や後期ゴシック様式の聖アレクザンデル聖堂 (1493) が残る。広大なバラ園があり,ウマ飼育競馬が盛んなため,「バラとウマの町」として知られる。工業は金属加工,機械,繊維,製靴など。人口3万 3918 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android