ティファニー[会社](読み)ティファニー

百科事典マイペディア 「ティファニー[会社]」の意味・わかりやすい解説

ティファニー[会社]【ティファニー】

1837年チャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・B.ヤングが,文房具などを販売するためにニューヨークに設立した会社。1841年よりヨーロッパ宝飾品を扱いはじめた。1853年ティファニーが買い取り,1900年には,アール・ヌーボーのガラス工芸品のデザイナーであった息子ルイス・コンフォート・ティファニーが経営に参加,以来高級宝飾品店として世界に君臨している。米国ではニューヨーク本店と37の支店,さらに特約店小売店で販売。その他カタログ販売も実施している。海外にも日本をはじめ,126の店舗をもつ。2011年1月期売上高36億4293万ドル。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のティファニー[会社]の言及

【エーボン・プロダクツ[会社]】より

…54年ベネズエラ,プエルト・リコに海外進出,その後活動範囲を広げ,現在では日本を含む三十数ヵ国で訪問販売を行っており,海外での売上高は6割強に達する。また,79年ニューヨークの高級宝飾品店ティファニーTiffany & Co.を買収(1984年売却を決定)するなど,経営多角化にも努めている。トイレタリー用品,アパレル,ギフト・アクセサリーなども多い。…

※「ティファニー[会社]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android