ティンタージェル城(読み)ティンタージェルじょう

世界の観光地名がわかる事典 「ティンタージェル城」の解説

ティンタージェルじょう【ティンタージェル城】

イギリスのイングランド南西端のコーンウォール半島北側、大西洋に面した海岸の小さな町ティンタージェル(Tintagel)にある断崖絶壁の岬の上に建つ古城。ティンタージェル村からは徒歩で行くことができるほか、ウェイドブリッジ(Wadebridge)からバスが出ている。この城はアーサー王伝説キャメロットと信じられている城で、アーサー王はこの城でイグレーナ女王の子として生まれ、魔法使いマーリンによって守護されたといわれる。アーサー王は5~6世紀ごろの人物とされるが、この城に現存する城壁などは、13世紀にコーンウォール伯により築かれたものである。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android