ディスクリート方式(読み)でぃすくりーとほうしき

世界大百科事典(旧版)内のディスクリート方式の言及

【オーディオ】より

…家庭用としては,全周囲にサウンドステージを作る目的で4チャンネル方式が開発された。この方式はクォドラフォニックと呼ばれており,四つの独立したチャンネルを用いるディスクリート方式と四つの信号を合成して2~3の信号とし,これを再生のときに四つの信号に分解するマトリックス方式がある。一時期には,これらの方式のレコードも発売されたが,普及は停滞している。…

【レコード】より

…また,よりいっそうステレオ効果を増大させるための4チャンネルステレオレコードも70年ころを中心として発売された。方式としては,1本の音溝に四つの独立した音を記録することが可能なディスクリート方式,また,四つの信号をある数式(マトリックス)に従って混合し,2チャンネルステレオレコードと同じように記録するマトリックス方式があった。4チャンネルステレオレコードはスピーカーが4個必要であるなどの原因のためか,2チャンネルステレオレコード(いわゆるふつうのステレオレコード)ほど普及してはいない。…

※「ディスクリート方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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