デスモセラス(英語表記)Desmoceras

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デスモセラス」の意味・わかりやすい解説

デスモセラス
Desmoceras

軟体動物門頭足綱菊石 (アンモナイト) 亜綱デスモセラス科の代表化石属。殻が薄く,巻きは密で殻表平滑。S字形くびれがある。縫合線は特徴的で,高さは腹側から臍側に漸減し,いわゆるデスモセラス型といわれるもの。比較的沖合い型の堆積物に発見される。白亜紀アルビアン期からセノマニアン期に全盛であった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android