デッソアール(英語表記)Dessoir, Max

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デッソアール」の意味・わかりやすい解説

デッソアール
Dessoir, Max

[生]1867.2.8. ベルリン
[没]1947.7.19. ケーニヒシュタイン
ドイツの美学者。一般芸術学の提唱者。 1897年ベルリン大学助教授,1920年同大学教授。美と芸術領域とを区別し,芸術を対象とする芸術学を美を対象とする美学と並立させて,一般芸術学と称した。さらに 06年『美学と一般芸術学』誌を刊行,一般芸術学の普及に努めた。主著『美学と一般芸術学』 Ästhetik und allgemeine Kunstwissenschaft (1906) ,『一般芸術学への寄与』 Beiträge zur allgemeinen Kunstwissenschaft (29) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android