デフェンシン

化学辞典 第2版 「デフェンシン」の解説

デフェンシン
デフェンシン
defensin

抗菌性ペプチドの一種.ほ乳動物,は虫類,昆虫などから単離されている.好中球微生物をどん食し,破壊する際にリソソーム顆粒から食胞中に分泌される.アルギニン残基に富み,その正電荷で細胞膜リン脂質の負電荷相互作用し,細胞障害作用を発揮すると考えられている.[CAS 103220-14-0]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android