…栽培種は多型的でもっとも原始的なエンマコムギT.dicoccum Schübl.(イラスト)は現在イラン,エチオピア,ユーゴスラビアおよびスペインにわずかに栽培されているにすぎない。しかしマカロニコムギ(デュラムコムギともいう)T.durum Desf.(イラスト)は地中海から旧ソ連にかけてのヨーロッパ,エチオピア,中近東~中央アジア,アメリカ合衆国,カナダで広く栽培されている。チモフェービ系コムギ(イラスト)は野生種のT.araraticum Jakubz.と栽培種のT.timopheevi Zhuk.の2種からなる。…
…エンマコムギなどと同じ28本の染色体を有する二粒系のコムギで,デュラムコムギ,硬粒コムギとも呼ばれる。エチオピアが分化の中心で,ギリシア・ローマ時代から地中海沿岸で栽培され,現在は北アフリカ,中央アジアなどにも栽培が多く,コムギではパンコムギに次ぐ生産量をあげている。…
※「デュラムコムギ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...
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