デュ・ベール(英語表記)Du Vair, Guillaume

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デュ・ベール」の意味・わかりやすい解説

デュ・ベール
Du Vair, Guillaume

[生]1556.3.7. パリ
[没]1621.8.31. トナーンス
フランスの哲学者,政治家。パリ高等法院の高官となり,政治的混乱期に平和を求めて尽力,アンリ4世の登位推進。 1599年エクス高等法院長,1617年リジュー司教。哲学者としてストア哲学再興普及に力があったほか,文芸評論の面でも F.マレルブらに影響を与えた。主著ストア派道徳哲学』 La Philosophie morale des Stoïques (1603頃) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android