ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デュ・ベール」の意味・わかりやすい解説
デュ・ベール
Du Vair, Guillaume
[没]1621.8.31. トナーンス
フランスの哲学者,政治家。パリ高等法院の高官となり,政治的混乱期に平和を求めて尽力,アンリ4世の登位を推進。 1599年エクス高等法院長,1617年リジュー司教。哲学者としてストア哲学の再興,普及に力があったほか,文芸評論の面でも F.マレルブらに影響を与えた。主著『ストア派の道徳哲学』 La Philosophie morale des Stoïques (1603頃) 。
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