トゥルカナ[湖](読み)トゥルカナ

百科事典マイペディア 「トゥルカナ[湖]」の意味・わかりやすい解説

トゥルカナ[湖]【トゥルカナ】

アフリカ大地溝帯ケニア北端にある湖。旧名ルドルフ湖。南北約250km,東西の最大幅約56kmの細長い湖で,面積約8660km2。湖面標高427m,水深約73m。キビシュ川,オモ川,タークウェル川などが流入するが,排水河川はなく,塩分がある。周辺には牧畜民トゥルカナ人が住む。魚類が豊富で,ワニカバなどが生息。東岸,北岸から猿人骨や石器が出土した。東岸のシビロイ国立公園と湖の中央島は生物多様性に富み,1997年世界自然遺産に登録された。
→関連項目アフリカ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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