トゥルム遺跡(読み)トゥルムいせき

世界の観光地名がわかる事典 「トゥルム遺跡」の解説

トゥルムいせき【トゥルム遺跡】

メキシコ南東部の観光都市カンクンにある遺跡。カリブ海沿岸の高さ12mの断崖に立つ、14世紀末に栄えたマヤ文明の宗教都市遺跡である。断崖に建つカステージョや、保存状態のいいフレスコ画が描かれたフレスコ神殿などがある。太陽崇拝を示すように、主要な建物西向きに建てられている。青く美しいカリブ海と白亜の遺跡のコントラストが美しい。◇「トゥルム」はマヤ語で「城壁」という意味で、遺跡が三方を石壁に囲まれていることに由来する。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android