知恵蔵2010の解説
多彩な運動性チック症状と、音声チック症状を合併した重症のチック障害(tic disorder)。運動性チック症状は、まばたきや顔をしかめたり、また、頭部の急激な動きから始まり、胴や上下肢に及び、自分をたたいたり、飛び跳ねたりという症状に至ることもある。音声チック症状は、「アッ」「ウッ」などの声を出す、咳払いをするといったものから、社会的に望ましくない言葉や罵声を発したり(汚言症)、他人の言葉を繰り返したり(反響言語)する場合もある。小児期や青年期初期に発症し、成人期まで持続することが多い。薬物療法によって症状が改善する。
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田中信市東京国際大学教授
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出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2007」
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