トゥール−ポワティエ間の戦い(読み)トゥール−ポワティエかんのたたかい(英語表記)Tours-Poitiers

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

トゥール−ポワティエ間の戦い
トゥール−ポワティエかんのたたかい
Tours-Poitiers

732年,フランク王国の宮宰カール=マルテルが,イスラーム教徒の軍を撃退した戦い
アブド=アッラフマーン1世に率いられたイスラーム軍(ウマイヤ朝)はピレネー山脈をこえて侵入した。これをカール=マルテルは南フランスのロアール川中流のトゥールとポワティエ間の平原で迎撃し,卓越した指揮とゲルマン諸部族の奮闘によって破り,フランク王国とキリスト教世界を守った。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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