トリバネチョウ(鳥羽蝶)(読み)トリバネチョウ

百科事典マイペディア の解説

トリバネチョウ(鳥羽蝶)【トリバネチョウ】

鱗翅(りんし)目アゲハチョウ科キシタアゲハ群の総称。中国南西部,台湾,インド〜オーストラリアに20余種あるが,大型美麗種の大部分はニューギニアとその周辺の島々に集中。アレクサンドラトリバネアゲハは開張250mm,世界最大のチョウとして知られる。この類の幼虫はウマノスズクサ類を食べ,成虫黒色,後翅はふつう金色であるが,金緑,青,だいだい色の美しい種類も少なくない。ジャングルの梢を鳥のように飛ぶのでこの名がある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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