トルヒーヨ・モリナ(英語表記)Trujillo Molina, Rafael Leónidas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トルヒーヨ・モリナ」の意味・わかりやすい解説

トルヒーヨ・モリナ
Trujillo Molina, Rafael Leónidas

[生]1891.10.24. サンクリストバル
[没]1961.5.30. サントドミンゴ
ドミニカ共和国の軍人政治家。 1918年軍隊に入り,27年将官となった。 30年 H.バスケス大統領に対するクーデター政権を掌握し,同年大統領選挙に当選。以来 31年間ドミニカ共和国を独裁的に支配し,30~38,42~52年大統領をつとめた。その間,国内に安定繁栄をもたらしたが,国民の基本的人権と政治的自由を奪い,多数の政敵を処刑したため,政敵により暗殺された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android