ドイツ文語(読み)どいつぶんご

世界大百科事典(旧版)内のドイツ文語の言及

【ドイツ語】より

…またこの頃より,各地の都市において台頭した市民階級が,それまでの騎士文化に対し,独自の都市文化を形づくるようになる。初期新高ドイツ語の時代とは,以上のような社会的条件のもとに,ドイツ東部地方を中心とした,諸侯・都市の官庁の言葉を基礎とする,14世紀から17世紀中ごろにかけての,ドイツ文語の形成の時期であると要約することができる。 ドイツ各地の官庁では,とくに14世紀ころから,ラテン語に代わりドイツ語が法令・裁判などに関する公文書の作成に用いられる機会が急速に増すが,官庁で用いられる言葉〈官庁語〉は,各官庁ごとにさまざまであった。…

※「ドイツ文語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android