百科事典マイペディア 「ドーリン」の意味・わかりやすい解説
ドーリン
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イギリスのバレエ・ダンサー、振付家。1921年イギリスの男性としては初めてディアギレフ・ロシア・バレエ団に参加、軽業(かるわざ)的な動きに長じていたため『青汽車』に抜擢(ばってき)されたのを皮切りに『牝鹿(めじか)』『ダフニスとクロエ』などを踊った。35年にマルコワ‐ドーリン・バレエ団を創設し、『ジゼル』などを踊り、その後、アメリカン・バレエ・シアターにも参加した。50年にロンドン・フェスティバル・バレエ団(現イングリッシュ・ナショナル・バレエ団)を創設し、61年まで芸術監督を務めた。ロマンチック・バレエの『パ・ド・カトル』を復活させたことでも有名である。
[市川 雅]
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