ナショナル・インターグループ(英語表記)National Inter group,Inc.,

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ナショナル・インターグループ
National Inter group,Inc.,

アメリカの持株会社。 1983年,ナショナル・スチール業態を拡大し,ファイナンシャル・サービスと専門小売業に進出するため設立。ナショナル・スチールは同社の所有という形になった。医薬品販売,アルミ生産,採油,鉄鋼事業に出資。 84年ナショナル・スチールの発行株式 50%を日本鋼管に売却。 85年独立系の大手採油会社パーミアンを,86年医薬品卸売会社のフォックスマイヤー買収。しかし,90年に入ると資産の売却によるリストラ計画を実施し,コンピュータ・サービスの子会社ジェニックス・エンタープライズを売却。 91年にはパーミアンをアシュランドに,フォックス・マイヤーの株 1040万株も売却した。 94年ナショナル・スチールを売却。 95年フォックスメイヤー・ヘルス改称,さらに 97年にはアバテックスと改称した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android