ナチス・ドイツ(読み)なちすどいつ

世界大百科事典(旧版)内のナチス・ドイツの言及

【偏見】より

…国家がみずからすすんで偏見を植えつけ補強する場合もある。ナチス・ドイツが,国家内の少数者集団であるユダヤ人に対する偏見を強化し,やがて戦時の国民団結の手段としてこの偏見を利用したことはその一例である。アメリカにおいては移民の少数者集団に対する偏見が強く存在し,アフリカから力ずくで連れてこられた黒人を奴隷として保つために,19世紀なかばまでさまざまな偏見を利用した。…

※「ナチス・ドイツ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」