ナフタリンスルホン酸(読み)ナフタリンスルホンさん(英語表記)naphthalenesulfonic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナフタリンスルホン酸」の意味・わかりやすい解説

ナフタリンスルホン酸
ナフタリンスルホンさん
naphthalenesulfonic acid

C10H7SO3H の化学式をもつスルホン酸。 (1) ナフタリン-1-スルホン酸 融点 90℃。ナフタリンに硫酸を0℃で反応させると得られる。α-ナフトール原料として用いられる。 (2) ナフタリン-2-スルホン酸 融点 91℃。ナフタリンに硫酸を 160℃で反応させると得られる。β-ナフトールの原料として用いられる。 (→ナフトール )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android