ナミキソウ(浪来草)(読み)ナミキソウ(英語表記)Scutellaria strigillosa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナミキソウ(浪来草)」の意味・わかりやすい解説

ナミキソウ(浪来草)
ナミキソウ
Scutellaria strigillosa

シソ科多年草。日本,朝鮮半島,中国東北部,サハリンなどに広く分布する。各地海岸砂地に生え,細長い地下茎を伸ばして繁殖する。茎は高さ 10~40cmで直立し,しばしば分枝する。葉は対生し,長楕円状披針形で長さ 1.5~3.5cm,縁に鈍い鋸歯がある。7~8月,上部葉腋紫色唇形花が1個ずつ同一方向を向いて開く。花冠は長さ 2cm内外で筒部は直立し,先は上下2唇に分れる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android