ナルコチン

デジタル大辞泉 「ナルコチン」の意味・読み・例文・類語

ナルコチン(narcotine)

アヘンアルカロイド一種。速効性の鎮咳ちんがい作用を有する。ノスカピン

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精選版 日本国語大辞典 「ナルコチン」の意味・読み・例文・類語

ナルコチン

  1. 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Narkotin ) アルカロイドの一つ解熱剤鎮痛剤などに用いる。

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化学辞典 第2版 「ナルコチン」の解説

ナルコチン
ナルコチン
narcotine

C22H23NO7(413.43).ノスカピンともいう.アヘン中に3~10% 含まれるイソキノリンアルカロイドの一つ.融点176 ℃.密度1.395 g cm-3-147°(ベンゼン).クロロホルムに易溶,ベンゼン,アセトンに可溶,エタノール,水に難溶.塩酸塩(融点220~225 ℃)は水溶性無色結晶で,麻酔作用は弱く,鎮咳作用が強い.合成品のdl-ナルコチンはグノスコピン(CAS 6035-40-1)とよばれる.LD50 83 mg/kg(ネズミ,静注).[CAS 128-62-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

百科事典マイペディア 「ナルコチン」の意味・わかりやすい解説

ナルコチン

ノスカピン

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