ナンシー レーガン(英語表記)Nancy Davis Reagan

現代外国人名録2016 「ナンシー レーガン」の解説

ナンシー レーガン
Nancy Davis Reagan

職業・肩書
ナンシー・レーガン財団名誉会長,レブロン取締役 レーガン第40代米国大統領夫人

国籍
米国

生年月日
1921年7月6日

出生地
ニューヨーク市

学歴
スミス・カレッジ卒

受賞
米国ファッション大賞(第8回)〔1989年〕,デービッド・マーニ賞(ハーバード大学医学部)〔1995年〕

経歴
大学卒業後、ニューヨークのブロードウェイの舞台を経て、ハリウッドで女優になる。出演した映画は11本。俳優組合委員長だったロナルド・レーガンと知り合い、1954年に結婚。レーガンの先妻の一女養子を含めて二男二女を育てあげ、傍ら国際的な里親運動など社会奉仕活動に積極的に取り組む。’81年1月夫が第40代米国大統領に就任。以来ファーストレディーとして尽し、“大統領に迷惑をかけた”という理由でアレン大統領補佐官、リーガン首席補佐官の更迭に動いたといわれ、また中距離核戦力(INF)全廃条件調印の実現についても、陰の主役といわれた。’89年1月夫の大統領退任後はロサンゼルス近郊の高級住宅地で暮らし、自伝を執筆するほか、ファーストレディー時代からの青少年の麻薬悪用反対運動(ジャスト・セイ・ノー運動)で活躍。同年6月米国大手化粧品会社・レブロン社の取締役に就任。’94年夫がアルツハイマー病にかかっていることが判明、以来2004年に夫が死去するまで献身的に看病にあたった。著書に「マイ・ターン―ナンシー・レーガン回想録」。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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