ナーゲルコイル(英語表記)Nāgercoil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナーゲルコイル」の意味・わかりやすい解説

ナーゲルコイル
Nāgercoil

インド南部,タミルナードゥ州南端部の都市。カニヤクマリ県の行政庁所在地。コモリン岬北西約 13kmに位置。かつてトラバンコール王国に属し,以後キリスト教の一中心地として発展地名は「ヘビの寺」を意味し,ヒンドゥー教シバ派の聖地。豊かな農業地帯にあり,綿花,米などの大集散地。綿工業精米,自動車部品やケララ州からのゴムを用いたゴム製品工業もある。人口 18万 9482 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android