ニエーブル県(読み)ニエーブル(英語表記)Nièvre

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニエーブル県」の意味・わかりやすい解説

ニエーブル〔県〕
ニエーブル
Nièvre

フランス中部,ブルゴーニュ地域 (レジオン) の県。県都ヌベールマシフサントラル (中央山地) 北部,ロアール川中流右岸を占める。東部花崗岩高地で,西部ロアール川の谷へゆるやかに傾斜する。中部のニベルネ山地,東部のモルバン山地は森林が発達し,木材を産する。両山地間の低地牧畜が盛んで,ロアール=ヨンヌ運河が通る。西部の低地では,コムギ,ジャガイモ,ブドウを栽培し,使役馬として知られるニベルネ種のウマを産する。工業の中心はヌベール。またヌベール南西のドシーズは特産の陶器で知られる。面積 6817km2。人口 23万 3278 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android