ニコライ ツィーツィン(英語表記)Nikolai Vasilievich Tsitsin

20世紀西洋人名事典 「ニコライ ツィーツィン」の解説

ニコライ ツィーツィン
Nikolai Vasilievich Tsitsin


1898.12.18 - 1980.7.17
ソ連の遺伝学者,植物学者。
元・レーニン記念全ソ農学アカデミー第一副総裁。
サラートフの全ソ穀類農場研究所研究員を経て、オムスク地帯農業試験所研究室長、オムスクのシベリア穀類農場学術研究所所長を歴任。品種専門の改良家として、1938〜48年モスクワの農産物品種試験国家委員会議長を務める。この間、同時にレーニン記念全ソ農業アカデミー第一副総裁を兼任し、’38年には科学アカデミー会員に選ばれ、’45年よりソ連邦科学アカデミー中央植物園長も務めている。その後、’68年には社会主義英雄に選ばれた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android