ニューヨーク外債市場(読み)ニューヨークがいさいしじょう(英語表記)New York Foreign Bond Market

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニューヨーク外債市場」の意味・わかりやすい解説

ニューヨーク外債市場
ニューヨークがいさいしじょう
New York Foreign Bond Market

無担保による債券発行が主であり,機関投資家による投資,格付機関による債券の格付けを行なうニューヨーク市場の一つ。 1963年の利子平衡税導入,それに続く対外投融資規制により,債券発行の中心はニューヨーク外債市場からユーロ・ボンド市場へと移った。しかし,74年利子平衡税が廃止されるとニューヨーク外債市場は再び活況を取り戻した。ニューヨーク市場での公募債の発行の際には,証券取引委員会への登録と財務諸表提出が義務づけられており,その審査を経なければならない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android