ヌマゼリ(読み)ぬまぜり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヌマゼリ」の意味・わかりやすい解説

ヌマゼリ
ぬまぜり / 沼芹
[学] Sium suave Walter var. nipponicum (Maxim.) H.Hara

セリ科(APG分類:セリ科)の多年草。茎は高さ0.6~1メートル。葉は奇数羽状複葉小葉は7~9枚で、幅1~3センチメートル。7~9月、白色花を開く。湿地に生えるのでこの名がある。また、サワゼリともいう。北海道から九州、および朝鮮半島中国に分布する。

[門田裕一 2021年11月17日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android