ヌメリアヌス(英語表記)Numerianus, Marcus Aurelius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌメリアヌス」の意味・わかりやすい解説

ヌメリアヌス
Numerianus, Marcus Aurelius

[生]?
[没]284
ローマ皇帝 (在位 283~284) 。父カルス帝のもとで 282年副帝。翌年ササン朝のペルシア遠征中,カルスの死で東方の正帝に即位したが,軍事的才能がなく,ニコメディア帰還の途中眼病にかかり,代って指揮にあたった義父アペルに暗殺された。アペルは軍に推されて即位したディオクレチアヌスに倒された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android