ヌワラエリヤ(英語表記)Nuwara Eliya

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌワラエリヤ」の意味・わかりやすい解説

ヌワラエリヤ
Nuwara Eliya

スリランカ中南部の町。ヌワラエリヤ県の県都。高原保養地。カンディー南南東約 40km,ピドゥルタラガラ山 (標高 2524m) 南西麓の高原地帯に位置。標高約 1900mの高地にあるため,年平均気温 13℃ (2月) ~15℃ (5月) と涼しく,1827年頃からイギリス人が保養地とした。茶のプランテーション地帯の商業中心地で,その労働者としてインド南部から移住してきたタミル人が多い。茶のほかゴム,米,野菜などを集散。人口2万 6000 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android