ノアサウルス(英語表記)Noasaurus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノアサウルス」の意味・わかりやすい解説

ノアサウルス
Noasaurus

爬虫類竜盤目獣脚亜目ノアサウルス科の肉食恐竜。白亜紀南アメリカに生息した。 1980年アルゼンチン発見。大きさは中型,活動的で攻撃的。デイノニクスなどと似て,足にはすぐれた鉤爪とその爪を動かす強力な筋肉がそなわっていた。しかし頭骨がデイノニコサウルス類とは異なるため,両者同型の鉤爪を発達させた平行進化の例とみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「ノアサウルス」の解説

ノアサウルス

白亜紀後期に生息した竜盤類獣脚類の肉食恐竜。化石はアルゼンチンで発見。全長約2.5メートル。前脚にはカギヅメがあり、二脚歩行で早く走ることができた。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android