ノイマン線(読み)ノイマンせん(英語表記)Neumann line

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノイマン線」の意味・わかりやすい解説

ノイマン線
ノイマンせん
Neumann line

α鉄は普通はすべり変形 (→結晶塑性 ) をするが,打撃などによる衝撃的な変形あるいは低温での変形の場合には,しばしば不連続的な双晶変形をすることがある。このとき結晶粒内に現れる幅の狭い平行双晶線群を発見者のドイツの鉱物学者 F. E.ノイマンにちなんでノイマン線という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

法則の辞典 「ノイマン線」の解説

ノイマン線【Neumann lines】

機械的な変形によって生じる双晶の列.急激な衝撃を受けて歪みを与えられた結晶面上に,狭い鋸歯状の帯として観測される.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android