ノンリコースローン(読み)のんりこーすろーん

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ノンリコースローン」の解説

ノンリコースローン

通常融資では企業自体に資金を提供して、担保を処分しても債務が残る場合は、その後も返済義務がある。それに対し「ノンリコースローン」は、特定事業対象にした融資。返済は担保の範囲内に限定される。その分、通常の融資より高めに金利が設定されている。企業にとっては既存事業と切り離して、新規事業の融資が受けられる点がメリット金融機関は一般の融資より高めの金利で貸し付けを行なえる点がメリットだ。ただし、金融機関にとってはリスクも大きいので、融資を受けるには事業の収益性など、きちんとしたビジネスプランが求められる。

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不動産用語辞典 「ノンリコースローン」の解説

ノンリコースローン

特定の事業から発生するキャッシュフロー(具体的に言うと、対象となる不動産が生み出す収益と、資産の処分代金)のみを返済原資とする融資のこと。担保割れとなった場合も、対象不動産以外からは債権回収が出来ない為、通常の融資より金利が高い事が一般的。

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