ノージー・パーカー(読み)ノージーパーカー(英語表記)nosey parker

とっさの日本語便利帳 「ノージー・パーカー」の解説

ノージー・パーカー

マシュー・パーカー(Matthew Parker。一五〇四~七五)▼英国国教会聖職者。エリザベス一世の時代にカンタベリー大主教に任命され、女王方針に従って、三九カ条の信仰箇条の設定などに貢献する。一方、イングランドの全教区に質問状を送り、牧師と教区民がどのように協力して教会を運営しているかを調査しようとしたことで、「おせっかい屋パーカー」と嘲笑されて評判となる。長すぎる彼の鼻(nose)を皮肉った表現だともいわれ、「おせっかい」の意。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android