ハピル(読み)はぴる

世界大百科事典(旧版)内のハピルの言及

【ヘブライ人】より

…ギリシア語のヘブライオスhebraiosによる呼称で,旧約聖書ではイブリー‘ibrî。前3千~前2千年紀の古代東方一帯の文書に,傭兵として現れたり,定住民を脅かしたりする遊牧的で不安定な社会層として,ハピルもしくはハビルhap/biru,‘apiruなる名称が見いだされる。イブリーもフィリスティア人の傭兵,エジプトでの遊牧的下層民,債務奴隷身分に陥った下僕などとして言及されており,ハピル(ハビル)との言語学的対応は証明できないが,身分状況は対応する。…

※「ハピル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android