ハマヒルガオ(浜昼顔)(読み)ハマヒルガオ(英語表記)Calystegia soldanella; sea bells

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハマヒルガオ(浜昼顔)」の意味・わかりやすい解説

ハマヒルガオ(浜昼顔)
ハマヒルガオ
Calystegia soldanella; sea bells

ヒルガオ科多年草で,旧大陸海岸砂地にきわめて広い分布をもつ。茎はつる性で砂上を長くはい,しばしば群落をつくる。葉は有柄で互生し,径3~5cmのやや幅広の腎臓状円形で厚く,光沢がある。花は5月頃開き,葉より長い花柄の頂に径約 5cmの淡紅色の花をつける。萼は5片で,下部は広い2枚の包葉で囲まれる。花冠は径 5cmほどのやや角張った漏斗状となり花筒は太い。 蒴果は丸い。

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