ハラスィモーウィチ(英語表記)Harasymowicz, Jerzy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハラスィモーウィチ」の意味・わかりやすい解説

ハラスィモーウィチ
Harasymowicz, Jerzy

[生]1933.7.25. ルベルスキェ,プワウィ
ポーランドの詩人。長年クラクフに在住。独特の寓話性と美しい色彩,みずみずしい感受性に富む第1詩集『奇跡』 Cuda (1956) によって,早くも天稟の才能を認められ,その後 20年間に 22冊の詩集を編んだ。年とともに作風はしだいに内省的,批評的なものとなってきた。詩集『憂愁の塔』 Wieża melancholii (1958) ,『秋の戸口』 Ma siępod jesień (1962) ,"Znaki nad domem" (1971) ,『肉屋の娘』 Córka rzeźnika (1974) ,『バロック時代』 Barokowe czasy (1974) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android