ハルハ部(読み)ハルハぶ(英語表記)Khalkha

旺文社世界史事典 三訂版 「ハルハ部」の解説

ハルハ部
ハルハぶ
Khalkha

モンゴル一部族。カルカ部ともいう
ダヤンハンがその2子にハルハ川流域の牧地を与えて定住させたのが始まり。内外のハルハに分かれる。内ハルハは早く南下して清に服し,内モンゴルの一部となったが,外ハルハは,外モンゴル全域に勢力を張り,17世紀末にガルダン率いるジュンガルの侵攻をうけ,その後清に服属した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android