ハロー軌道(読み)ハローキドウ

デジタル大辞泉 「ハロー軌道」の意味・読み・例文・類語

ハロー‐きどう〔‐キダウ〕【ハロー軌道】

人工衛星がとる軌道の一。ラグランジュ点付近を、閉曲線を描いて周期的に周回する軌道。一般にラグランジュ点L1、L2、L3は重力的に不安定なため、なんらかの軌道制御が必要となる。太陽風探査機ジェネシスが同軌道を用いた。非周期的なリサジュー軌道に比べ、位置の変動範囲が大きい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android