ハービー ニコルス(英語表記)Herbie Nichols

20世紀西洋人名事典 「ハービー ニコルス」の解説

ハービー ニコルス
Herbie Nichols


1919.1.3 - 1963.4.12
米国のピアノ奏者。
ニューヨーク生まれ。
本名Herbert Horatio Nichols。
1937年ロイヤル・バロン・オーケストラ演奏、’41〜43年兵役の後’45年からハーマン・オートリー、ハル・シンガー、ジョン・カービーの下でプレイ。’55年自己のアルバムを録音する際に特異なピアノ・スタイルと作曲才能を示すが一般的名声は得られなかった。’60年代にはいるとクラブの専属ピアニストとして歌手のバックをつとめ、不遇のまま世を去る。ビリー・ホリデイの名唱「レディ・シングス・ザ・ブルース」の作曲者でもある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android