世界大百科事典(旧版)内のハールレム[湖]の言及
【ハールレム】より
…人口15万4000(1981)。19世紀末からは近代的工業都市,アムステルダムのベッドタウンであり,また市西部の砂丘地帯,南部のハールレム湖干拓地,北部のエイ川干拓地などを含む南ケンネメルラントZuid‐Kennemerlandの中心都市である。 エイ川に注ぐスパールネSpaarne川の湾曲部に発達し,1245年都市法を与えられて以降ビール醸造,毛織物業,造船,セッケン製造,漂白業などが発達した。…
【ポルダー】より
…湖沼の周囲には二重の堤防が築かれ,内側の堤防内の水は,風車で二つの堤防のあいだの水路に汲み上げられて貯水されたり排水された。1853年蒸気機関の利用によりハールレム南東の1万8000haに及ぶハールレム湖Haarlemmermeerが干拓され,20世紀に入るとゾイデル海締切り堤防の完成(1932)により出現したアイセル湖の水をディーゼル機関,モーターなどで揚水して広大なアイセル湖干拓地が造成された。干拓【栗原 福也】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」