ハールーン=アッラシード(英語表記)Hārūn al-Rashīd

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

ハールーン=アッラシード
Hārūn al-Rashīd

763ごろ〜809
アッバース朝の第5代カリフ(在位786〜809)
内政を整備し,外交面では小アジアに侵入し,カール大帝(1世)とも使節を交換したとされ,アッバース朝の全盛期を築いた。文化のあらゆる面に才能と理解をもち,学問・芸術・科学などを保護してイスラーム文化黄金時代現出。『アラビアン=ナイト』に登場することでも有名。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android