バイシェーシカ・スートラ(英語表記)Vaiśeṣika-sūtra

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

バイシェーシカ・スートラ
Vaiśeṣika-sūtra

インドの正統バラモン哲学派一つであるバイシェーシカ学派の根本経典。成立は 50~150年頃。この学派に重要な6種の原理ほか認識論などをも含めて論述されており,これに対してチャンドラ・アーナンダ (7世紀) ,シャンカラミシュラ (1400頃~50頃) などをはじめ多く学者の注解書がつくられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android