バイパス道路(読み)ばいぱすどうろ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「バイパス道路」の意味・わかりやすい解説

バイパス道路
ばいぱすどうろ

一般に市街地道路に沿って伸びていく。このため市街地を貫通して通過交通路線が走っている場合が多い。交通量増大に伴って、これらの街路拡幅整備することは多額の経費を要するばかりでなく、近隣住区との関係からも不適当な場合が多い。市街地とくに都心部での交通混雑を避けるため、通過交通はできるだけ市街地の外周迂回(うかい)させることが必要である。このような迂回のための道路をバイパスという。

[吉川和広]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android